




新宿ケイズシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか
8月21日(金)より、全国順次公開


Introduction
イントロダクション
親らしいことを何もしてこなかった父と
思春期の二人の娘との短い夏
失った家族の時間を、取り戻すことはできるのか

本作は、長編3作目となるクラウディア・レイニケ監督が自身の幼少期の経験を基に、自らのルーツと向き合いながら製作した。
2024年のベルリン国際映画祭の子どもや若者向けに作られた作品が上映されるジェネレーションKPlus部門にて観客を魅了し最優秀作品賞を受賞した。同部門では、ペルー映画『雲と大地のはざまで』も特別賞を受賞しており、ベルリン国際映画祭でペルー関連の同時受賞は歴史的快挙と言え、ペルー映画の存在感を示した。さらに、スイス、スペイン、ペルーの3カ国合作の本作は、アカデミー賞長編映画賞のスイス代表に選出されるなど、国際的な評価を受け、いよいよ日本での劇場公開となる。
生まれた国を離れることへの不安と未来への希望に揺れる姉妹を見事に演じたルアナ・ベガ・ソウサとアブリル・ジュリノビッチ。本作でペルー映画記者協会の最優秀主演男優賞を受賞した父役のゴンサロ・モリナ、助演女優賞を受賞した母役のヒメナ・リンドや、ペドロ・アルモドバル監督作品への出演経験を持つスシ・サンチェスといった俳優陣が脇を固める。
国外への出国を決断したことによって、疎遠だった父との距離が縮まっていく。思春期と父性という視点で家族をユーモラスに描き、切ないけれど、希望のある別れの物語が誕生した。
1990年代のペルー
深刻な経済危機と過激派によるテロに見舞われていた。
大統領に就任したアルベルト・フジモリは、価格調整措置などを伴う経済安定化策を実施するも、停電が相次ぎ、夜間外出禁止令も発令されるなどまともな日常生活もままならない状態であった。
1996年12月には在ペルー日本大使館占拠事件が起きた。


Story
ストーリー
いつだって可愛い娘は、小さな女王さま
1990年初頭、ペルーの首都リマ。
国内情勢が安定せず、母エレナは二人の娘、アウロラとルシアを連れて、安定した仕事のあるアメリカ・ミネソタへの移住を決意していた。出国は3週間後。
しかし、出国するには離婚した夫、二人の娘の父であるカルロスの渡航同意書へのサインが必要だった。
疎遠だった父と娘は再会し、3人は夏の海辺へと出かけていくことに。
果たして父は娘を笑顔で送り出すことができるのか…




Cast
登場人物

ヒメナ・リンド
1976年、リマ生まれ。俳優、クリエイター、演技講師。舞台、映画、テレビ番組の数々の作品で活躍。
ワークショップをいくつも主催しながら、フアン・カルロス・フィッシャーが監督するダンカン・マクミラン戯曲『Personas, lugares y cosas』が控えるなど、演技と教育の両面で活躍している。

ルアナ・ベガ・ソウサ
2007年、リマ生まれ。映画『Busco Novia』(2021) の端役で演技初挑戦。
本作で主要登場人物を好演したことで、駆け出しの俳優としてのキャリアを切り開くことになった。

アブリル・ジュリノビッチ
2012年、リマ生まれ。ベルギーで演技指導を受ける。
本作で主要登場人物に抜擢され鮮烈な俳優デビューを果たす。

スシ・サンチェス
1955年、スペイン・バレンシア生まれ。『Sunday‘s Illness 』(2018)で主演女優賞、『Lullaby』(2022)では助演女優賞を受賞するなど高い評価を得ている。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したペルー映画『悲しみのミルク』(2009)にも出演している。また、ペドロ・アルモドバル監督作品の『私が、生きる肌』(2011)、『ジュリエッタ』(2016)、『ペイン・アンド・グローリー』(2020)などに出演。

ゴンサロ・モリナ
1978年、リマ生まれ。俳優、監督、教師。舞台、テレビ、映画、舞台芸術教育といった幅広い芸術分野で活躍。現在は、舞台俳優養成プログラム “La Plaza” を主催。テレビ番組での子役指導にも従事。日本のペルー映画祭上映作品では、『ユートピアクラブ 消えた真実』(2018)、『ファルファン 路地裏からの栄光』(2020)に出演。

Director
監督プロフィール

クラウディア・レイニケ
1976年、ペルーのリマに生まれる。ペルー、スイス、そしてアメリカで育ったスイス・ペルー人脚本家、映画監督。2005年にニューヨーク大学ティッシュ芸術学部に入学し、短編『Great Expectations : NY』 を監督。
<長編監督作品>
2024 『マイ・リトル・クイーンズ』
2019 『LOVE ME TENDER』
2016 『IL NIDO』
Music
本作で使用されている主な楽曲
“La flor de la canela"
「ニッケの花(邦題)」
民衆音楽ムシカ・クリオージャでもっとも有名な曲
“Elsa"/Los Destellos
「ペルー・クンビアの父」エンリケ・デルガー率いるロス・デステージョスの代表曲
“Cariñito"/Los Hijos del Sol
もっとも歌われたペルー・クンビアのヒット曲


Trailer
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監督:クラウディア・レイニケ
脚本:クラウディア・レイニケ、ディエゴ・ベガ
撮影:ディエゴ・ロメロ・スアレス・ジャノス(A.E.C.)
編集:パオラ・フレッディ、フランチェスコ・デ・マテイス
出演:ヒメナ・リンド、ルアナ・ベガ・ソウサ、
アブリル・ジュリノビッチ、
ゴンサロ・モリナ(『ファルファン 路地裏からの栄光』)、
スシ・サンチェス(『悲しみのミルク』、『ペイン・アンド・グローリー』)
スイス、スペイン、ペルー/2024年/スペイン語、ケチュア語/104分/原題:REINAS
日本語字幕:玉樹あゆみ
後援:在日ペルー大使館、在日スイス大使館、日本ペルー協会、インスティトゥト・セルバンテス東京
© 2024 ALVA FILM - INICIA FILMS - MARETAZO CINE – RTS
配給:ブエナワイカ
配給協力:フリック

