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監督
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4月17日(金)
新宿武蔵野館ほか
全国順次公開
Let's Go!
アンデス版『ニュー・シネマ・パラダイス』の誕生!




ようこそ、天空のスクリーンへ—
ぼくは、映画の魔法にかかった

Introduction
イントロダクション
誰もが映画と出会った“あの日”を思い出す
ハートウォーミングストーリー
『ニュー・シネマ・パラダイス』『100人の子供たちが列車を待っている』『フェイブルマンズ』『エンドロールのつづき』など、映画の原体験をめぐる初期衝動と感動を描いた傑作群の流れを汲む本作。
“スペイン版アカデミー賞”と呼ばれるゴヤ賞のペルー代表に選出されるなど、国内で多くの賞を受賞。ペルー映画記者協会2022では、5つの賞を同時受賞し、これまでの記録の中で最も多くの賞を受賞したペルーの長編映画として歴史に刻まれた。
主人公シストゥを演じたビクトル・アクリオは、シストゥと同様に、本作が公開されるまで映画館に行ったことがなかった少年だった。撮影当初12歳だったビクトルは、ケチュア語で詩の朗読ができる少年として紹介され、主役に抜擢された。ママ・シモナ役のエルメリンダ・ルハン、映写技師役のベルナルド・ロサードと友人役のフアン・ウバルド・ウアマン以外の出演者は非職業俳優となっている。
本作には、ペルーの公用語のひとつであるケチュア語が使われている。ペルー国内では、8万人以上の観客を映画館に呼び込み、ケチュア語映画としては、ペルー映画史上最高の興行収入を記録し、ペルーで最も視聴されたケチュア映画となった。
少年シストゥが暗闇で初めて映画を目にしたときの好奇心と驚きに満ちた表情、村人たちに映画の魅力を伝える愛くるしい行動は、映画に限らず、誰もが好きなものと出会った頃の気持ちを呼び覚ます。そして少年が直面する別れ―――いつまでもあると思っていた場所や存在がなくなっても、想像すること、語ることをあきらめない主人公の“ある選択”があたたかな感動を誘う人生讃歌となっている。

Story
物語
ひとりの少年の映画愛が、小さな村に奇跡を起こす
アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、新学期の初日に風が運んできた映画の広告を手にする。導かれるままにたどり着いた先は、移動映画館。そこで初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了される。この日を境に、週に1回“語り部”として、観た映画の内容を村のみんなに伝えるシストゥ。だがある日、移動映画館は忽然と姿を消してしまう。大好きな場所がなくなり、シストゥの映画愛はどこへ向かうのか?
やがて彼らの物語は、思いもよらぬ方向へ転がっていくー。



























Director
監督

セサル・ガリンド
1948年ペルーのアヤクチョ県プキオで生まれ、クスコとリマで育つ。建築学を修めた後、パリとストックホルムで映画人としての道を歩みだす。まずドキュメンタリー、次いでフィクションへと進んだ。作品のテーマは常にアンデス世界と結びついている。
主なドキュメンタリー作品として、ビデオや手紙、写真を通して交流するストックホルムとクスコの児童たちを記録した"Cuando las grullas se encuentran con los cóndores"がある。また、"Uratarimanta, esto es democracia para nosotros"では、アンデスのとある共同体の日々の暮らしの中に最も本質的な形で息づく民主主義を、私たちに見せてくれる。フィクション作品では、シュールレアリズムのロック・オペラ、"El rey de Danviksull"が挙げられる。また初の長編である"Gringa"では、生活のため外国人女性を口説き落とし、彼女たちを最大限に利用しようとするクスコのある若者が、ストックホルムに住む夫の延命のため臓器を必要とする一人のグリンガ(白人女性)に翻弄される様を描く。本作が長編映画2作目となる。最新作は、『悲しみのミルク』のマガリ・ソリエルが出演している“Killpa Wawan”。

Casts
登場人物

シストゥ
ビクトル・アクリオ
8歳から10歳くらいの活発な少年。夢想家で感受性が豊か。大人たちとその知識を尊重する反面、少し反抗的で好奇心旺盛。彼の性格と溢れる創造性が、ママ・シモナと共同体全体を魅了する。

ママ・シモナ
エルメリンダ・ルハン
70歳から80歳くらいの高齢の女性。共同体の女性リーダーで、その記憶そのもの。先祖から受け継いだ偉大な知恵を持っており、非常にオープンで好奇心旺盛。コカの葉を読むための優れた感性と知識を持っている。

風
アンデスの世界では、神話と現実の境目がなく、神々、精霊、そして魔法の存在が日常にある。ランラコ・パヤは風の化身であり、朗報と悲報を告げる不思議な登場人物。風がシストゥに映画を運んでくる。

ピチンク
小さくて、素早い小鳥。あちらこちらを飛び回り、全てを知っている。シストゥの映画館探しを手助けし、共同体から町への旅に同行する。

Trailer
予告編
Theater Etiquette Video
「鑑賞マナー講座」ムービー
映画オリジナルの
「上映マナー講座」ムービーを制作しました。

Theater
劇場情報
地域
劇場名
公開日
2026年5月29日(金)~
※決まり次第随時更新いたします。
栃木
2026年4月17日(金)~
埼玉
2026年4月17日(金)~
東京
近日
神奈川
2026年5月1日(金)~
京都
2026年4月17日(金)~
大阪
2026年5月9日(金)~
兵庫
愛知
静岡
2026年6月19日(金)~
2026年4月17日(金)~
栃木
静岡
2026年5月22日(金)~
2026年6月6日(土) , 7日(日) , 20日(土) , 21日(日)
高知
長野
2026年5月16日(土)~
長野
2026年5月22日(金)~
2026年5月22日(金)~
2026年5月29日(金)~
岩手
2026年5月30日(土)~
広島
近日
宮崎
2026年5月1日(金)~
岡山
2026年5月17日(日)~
鹿児島
石川
2026年5月2日(土)~
2026年6月20日(土)~
北海道
2026年5月8日(金)~
宮城
近日
福岡
近日
山形
2026年5月16日(土) , 17日(日)
岩手

Comment
コメント
鈴木千裕(総合格闘家)
自分の父親がペルー人なので、自然に引き込まれていきました。
主人公のシストゥ君が「映画」という初めて好きなものに触れた時の表情がとても印象的です。
それが僕にとっては「格闘技」でした。
出会った時の感動した気持ちを思いださせてくれましたし、これからも忘れてはいけない事と改めて思います。
この映画を通じて僕の父親の祖国のペルーという国を少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
野谷文昭(ラテンアメリカ文学)
映画を知らないアンデスの村に、風が映画広告の記事を運んでくる。それを拾った少年は町に行き、初めて映画を見る。壁に映る動くビジョンはまさに驚異だ。その驚異を少年は自分の言葉と身体で村人に伝えようとする。それは昔の活動写真と弁士の姿だ。この経験がやがて彼を創作者にする。
悪意不在のユートピア的共同体は心地よい。だが、その一方、若者が村を出て戻らないという厳しい現実もある。両者の和解は可能だろうか。
東紗友美(映画ソムリエ)
映画を観るために歩く道、
暗闇に身を委ねるまでの時間、
観終えたあと、現実の風や音がどこか映画の余韻を帯びて感じられること。
それらすべてが映画だったのだと教えてくれる、“映画へのラブレター”。
ノスタルジーだけに寄りかからず、
「語ること」「想像すること」を選び取る能動性に踏みとどまる姿勢。
そして、厳しさの中に確かな優しさを持った大人たちに見守られるシストゥの姿。
とりわけ、ママ・シモナの存在は、
想像力がどこまでも羽ばたけることを教えてくれる羅針盤だ。
江川知弘(児童文学作家)
配信で手軽に映画を楽しみ、SNSで感想を消費するのが当たり前の時代。かつて、暗闇のなかで初めて"映画"を観た時のあの震えるような感動や、終演後の高揚感を誰かと分かち合った光景は、いつの間にか失われつつあるのかもしれない。 だからこそ、本作を今観るべきだ。我々が効率化の波のなかで忘れかけている「大切な何か」を、この映画は静かに、そして力強く思い出させてくれる。
緑茶麻悠(映画作家)
心の目で観ることを映画はいつも思い出させてくれる。
山の神々、風の使い、小さな鳥、美しいアンデス、初めて聴いたケチュア語。ペルーに行ったこともなければ文化も深くは知らないのに、すべてが懐かしい。きっと自然に対する畏敬の念が、日本と近いからなのだろう。この地球上にある生命たちにもし共通言語があるとしたら、頭ではなく心で感じることなのかもしれない。
そんな純粋さを思い出させてくれる「映画」の物語。

全国の映画館スタッフから
感動の声、続々!

主人公の少年シストゥが映画と移動映画館に巡り会い、
観た作品を村の仲間たちに伝えていく姿が、
映画と映画館に携わる人間としても自然と重なり、
皆さんにも彼や私たちと同じ様にこの映画に導かれて欲しいと思うのですが、
一点だけ注意点が。
当館では料金のお支払いはジャガイモやメンドリでは出来ませんのでご注意下さい。
西島新(新宿武蔵野館 番組編成担当)

自分が初めて映画を観たのは何歳だったのだろうか。
記憶はないが、シストゥのような反応ではなかっただろう。
物心つく前から、「動く写真」をテレビで観ていたはずだから。
そう思うと、彼らの体験はとても羨ましく感じる。
ラスト、映画を使ってシストゥが見せた奇跡に目頭が熱くなった。
飯島千鶴(川越スカラ座 番組編成担当)

映画の魔法に魅せられた人々の、驚きとワクワクが詰まった表情や、「自分たちの物語」が映画という魔法を通して、遠い世界の誰かのための物語になる瞬間が忘れがたい。
不思議で、温かい映画の魔法の魅力そのものがギュッと詰まっている作品でした。
京都シネマ スタッフ

主人公シストゥが映画に目覚めていく様は、自身の映画原体験そのものだった。
意地悪だった映写技師のお兄ちゃんも、映画嫌いだったお父さんまでもがシストゥの映画に対する真直ぐな思いに心を動かされていく。
純朴なケチュア族の人々を観ているだけで心が洗われてくる。
横浜シネマリン支配人

これほどピュアな映画に、初めて出会いました。
数字としての「動員数」を追うなかで、いつの間にか濁ってしまっていた心にはっと気付かされました。
映画を純粋に愛し、大好きな映画を大切な人たちに届けたい―。
映画館経営の根幹にある、決して忘れてはならない「原点」と大切なものをあらためて見つめ直させてくれた作品です。
河本清順(シネマ尾道支配人)

砂埃の舞う町、会えなくなった姉、世界を行き来する鳥、向かいにそびえ立つ峰、相棒のロバ、そして葬列。
世界中の誰しもの日常に物語があって、それが映画なのだと改めて教えてくれました。
石川翔平(ポレポレ東中野スタッフ)

なんて美しくワクワクする映画なのだろう。
学校の庭で風に運ばれてきた映画館のチラシを「風がぼくにくれたんだ」と運命を感じ映画に魅了されていく10歳のシストゥ。
彼は映画を“夢を観る物語る壁”と言う。
なんて素敵な言葉を残してくれるのだろう。
そして彼がつくる美しい大地の映画館を最後まで堪能してほしい。
日沼大樹(前橋シネマハウス支配人)

動く写真(映画)をはじめてみた翌日、興奮覚めやらぬ主人公シストゥが学校で先生に指摘されて読み上げたページには”大人と国家に対して子どもが持つ権利”が書かれていた。
ペルーの山間部で暮らす子どもたちが向き合う現実はきっとそんなに甘くはない。
でも村の壁に映し出された”映画”という魔法のような世界に出会ったとき、こどもたちは本来の”権利”の意味を取り戻す。
子どもが映画と出会うことはきっとそうやって現実を変える大きな力につながっていく。
直井恵(うえだ子どもシネマクラブ)
Thank
You!

監督:セサル・ガリンド
脚本:セサル・ガリンド、アウグスト・カバ、ガストン・ビスカラ
撮影:フアン・ドゥランD.F.P.
編集:ロベルト・ベナビデス
出演:ビクトル・アクリオ、エルメリンダ・ルハン、メリッサ・アルバレス、アルデル・ヤウリカサ
ペルー・ボリビア/2022年/ケチュア語/88分/原題:Willaq Pirqa, el cine de mi pueblo
日本語字幕:草刈かおり
ケチュア語監修:諸隈夕子
配給:ブエナワイカ
配給協力:インターフィルム
後援:在日ペルー大使館、日本ペルー協会
文部科学省選定 小学校児童・中学校生徒・高等学校生徒向け
映倫 「次世代への映画推薦委員会」推薦作品
©Casablanca Cine 2019



